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2008年11月26日 (水)

月曜男140 本を読む時のクセ 1分16秒

 本を読む時、指をなめるクセはありませんか?どうしたら、そんなクセを治せるでしょうか。

 本を読む時に、みなさん、人差し指にツバをつけながら、ページをめくります?新聞を読む時も、ツバをつけて読んだり。手話のテキストも同じようにツバをつけてページをめくり・・・自分のテキストならそれでもいいです。でも友だちから借りたテキストで同じようにすると、それを見た友だちは「きたない」とか感じますよね。この人差し指をなめるのはクセです。それを止めて本を読むにはどうしたらいいのか。人差し指に辛子かワサビをつけておけば・・・いつも通りに人差し指をなめたら、「うわ~辛い!!」、と止められるのかな。または人差し指にテープを貼っておけば、なめようとした時に気づくでしょうか。どう工夫したらいいでしょうか。皆さん教えて下さい。

2008年11月23日 (日)

映画「ゆずり葉」を語る その6 3分5秒

 映画の撮影に関わって、池中さんご自身の経験と併せて、映画「ゆずり葉」の意義を改めて語ります。

・ゆずり葉に出演されて皆さんにお伝えしたいことは?

 みなさん「ゆずり葉」の特徴はご存知ですか。引き継がれていくもの、例えば木の葉っぱは新しい芽が出てくると古い葉はその役目を新しい葉に引き継いで枯れていきます。昭和48年以前は運転免許証が聴覚障害者には与えられませんでした。それを先輩方が、ろうあ運動で長い年月交渉などを続けてきて、簡単には認められず、長い時間をかけて取り組んできました。運動の途中で高齢になった者はその意志を若い者に引継ぎ、今度はその意志を引き継いだ若者たちが運動を続けて、ようやく聴覚障害者にも運転免許証が交付されるようになりました。「ゆずり葉」もまったく同じです。今の若い方にも先輩の運動の様子を見て、考えて欲しいですね。先輩方の運動があったおかげで今のろう者は運転免許が取れるわけです。

 私が今できることは次世代にバトンを渡すこと。それはみんな知っている通り、今、聾学校の校名変更の問題がありますよね。そのままにしておくのか、見直すのか、そういったことも含まれています。先輩の行ってきた運動を自分が引継ぎそれをまた次の世代に渡していく、これは映画の中で強く訴えていることです。みなさんにも是非見ていただきたいと思います。

 全日本ろうあ連盟の運動は、本当に正しいと私は思います。私も20歳の時に運転免許証を取りたかったがとれませんでした。しかし1人では交渉できません。先輩方の運動の成果、まだ解決はしていませんが私も引き継ぎました。当時、私は自転車での移動は大変なのでバイクを無免許で運転して捕まりました。違反をしたとして罰金を支払うのが普通ですが、私は罰金をとられませんでした。それには理由があります。ろうあ者と健聴者では立場が違うのです。聞こえる人は免許が取りたければ教習所に通って自由に取得できます。でも聞こえない者の場合は何回申し込んでも断られる。私の場合も4回申請しましたが全て断られました。それで、無免許運転をしていたのです。ですから裁判の時に、裁判長も困っていました。「聞こえる人が無免許運転で捕まって罰金を支払わなければならないという論理とは違う」ということで悩まれて、結局罰金を支払わなくてもよいという決定になりました。「今後は注意して、バイクに乗ることはやめてください。しかし今後免許が取得できる日が来るといいですね」と裁判長から話がありました。今は自分の運転免許証を持っています。とてもありがたく思っています。それは先輩の運動の意味があったわけです。その力を引き継ぎ、たくさんの課題を解決させて後輩に運動を引き継いでいってもらいたいです。みなさんも考えてください。必ずやらなければならないことなのです。よろしくお願いします。

2008年11月19日 (水)

月曜男139 いい夫婦 2分26秒

 11月22日は「いい夫婦の日」。月曜男が見た「いい夫婦」をご紹介します。

 おはよう。この前バス旅行で山々がきれいだったので携帯電話で写真を撮り、メールをしました。どこ?って、大分県の情報センターのブログへです。それが出ていまして、よかったです。ありがとうございました。

 さて、旅行というと私は若い時は一人でオートバイに乗って走っていましたが、ろうあ者のバス旅行に参加したのは本当に久しぶりでした。そこで気づいたことがあります。若い時には、バスの座席は男女がカップルで座っていて、ベタベタ、暑いことこの上なかったのですが、今は先輩方が夫婦で座っていて、それを見て感心したことがあります。(バス旅行では)色々なところを訪問し、例えばお寺などには見上げるような高さまで階段が続いていたりします。そんな時、先輩のご夫婦はお互いにいたわり合いながら、奥さんが疲れてくるとご主人の腕にすがったり、ご主人も奥さんをかばいながら二人で階段を上がっていくのです。二人してお互いに助け合う姿に感動しました。私などは無理です。腕などつまれたら、「自分でのぼって、年同じだろ、若いんだから」なんて言っちゃいます。おみやげ屋でも「ほら、買うの早くしろ」なんて。でも先輩ご夫婦を見ていると、「これ美味しいよ」なんて穏やかにおしゃべりをしています。そんな先輩に、「若い時は夫婦ケンカなんかしましたか?」と尋ねると、「若い時は感情が高ぶることもあったが段々なくなってきて、お互い分かり合って、今は二人で健康に長生きできれば。お互いの言い分も、十分承知しているし二人で力を合わせていければ」なんて、にこやかにおみやげを食べていました。他のご夫婦も、みな同じ雰囲気で幸せそうでした。11月22日は「いい夫婦の日」。皆さんも末永くお幸せに。私も妻がいます。邪険にするのではなく、かわいがって。ケンカをしても、心の中ではいたわっていきましょう。幸せな家族でいましょう。さようなら。

2008年11月16日 (日)

映画「ゆずり葉」を語る その5 4分16秒

 池中さんが「ゆずり葉」作成の舞台裏を語ります。そこには、いい映画を作ろうと節約を重ねながら奮闘するスタッフがいました。

・その他映画作りに参加されて感じたことなどお話し下さい。

 映画作り、ロケも含めて私も初めて参加してみて、想像を超えて「すごいな」と感じたことがあります。それは、監督や助監督はろう者ですが、他のスタッフはすべて聞こえる人です。その中にプロの映画制作会社が入っていました。しかし契約期間は1ヶ月。それで費用を払っています。もし1ヶ月を超えると追徴されるので、1ヶ月で撮影が終わるように綿密スケジュールを組まなければなりません。夕方5時ごろには撮影が終わり、また翌日も撮って5時に解散となるのが普通でしょうが、「ゆずり葉」は契約期間が決まっているので、夜9時まで撮影におよぶことも多々ありました。それと、聞こえるスタッフは昼食担当、ヘア担当、衣装担当など細かく分かれて組織的に動き映画を作ります。早瀬さんは手話の演技のみ指導し、他の事には関与しません。ですから私は早瀬さんの手話演技指導に従って演技をしていました。そういう映画制作やり方を「なるほどな」と思いました。

 映画は来年6月に全国ろうあ者大会が茨城で開催されますので、それまでに編集をします。編集には膨大な時間がかかるとうかがいました。映画の撮影は今日(9月27日)で終わり、明日が打ち上げです。10月から来年3月までは映画の編集を行うという、大変な作業が残っています。来年6月の初公開を皮切りに全国で約700?いや500箇所と聞いたな、約500カ所で上映されると聞いています。またDVDを製作する計画もあるそうです。

 他の感想ですが、お金がある映画製作会社の場合だと役者のためにホテルをとったり、美味しいご飯を提供したりしますが、「ゆずり葉」はできるだけ節約して映画を製作しています。昼ごはんを見ると、出てきたのは「おむすび」。この映画はみなさんのカンパによって成り立っていることを理解してもらいたいのです。派手にお金は使っているわけではありません。「ゆずり葉」を作る目的は皆さんご承知と思いますが、「映画を作って金を儲けよう・・・」ではありません。ろうあ運動の歴史をみなさんに知ってもらいたい、そのためにどうしてもこの映画を作らなければならないのです。お金に余裕はありませんので、どうやったらいいか工夫をしながら、いろいろ節約しながら作り続けてきたのが、実態です。わたしもその様子を見たのでよくわかります。私が宿泊したのもホテルではありません。古い民家に泊まっていたのです。静岡から通うのは大変ですので、そこで9日間宿泊しました。とても安く泊まれる宿でした。

 みなさん、来年是非「ゆずり葉」を見てください。「アイラブユー」のような恋愛映画ではありません。ろうあ運動を知るためにはとてもいい映画ですので、みなさんに是非見ていただきたいと思います。よろしくお願いします。

2008年11月12日 (水)

月曜男138 講演は暑い?熱い? 2分19秒

 講演をしていると暑くなります。熱くもなります。

 おはよう。各地でろうあ者大会とか色々な大会で講演をします。本当はあれ、暑いんですよ。1月や2月はみんな寒がり、たくさん着込んでフロアに座っていますが、講演している者は、一人で汗をかいています。暑さの原因は照らされるライトです。あれがすごいのです。いくつも上から当てられて、その中で話しをしていると、運動をしているのと同じです。顔などもぼっぼっとしてきます。背広を着てネクタイをしめていると背中には汗が滴ってきます。講演は笑顔でやっていますが顔は汗をかいていて、見ている人たちからは、「風呂に入っているのと同じだ」と言われるぐらい、顔からは湯気が上がってきます。そんな時、ちょっと待って、と言ってお手ふきで顔を拭くのがいいのか、我慢してそのまま笑顔で湯気を出しながら話し続けるのがいいのか、どうしたらいいのかなぁ。1月2月の講師では、薄い服を着ていって、寒い、寒いと言いながらも講演をしていると段々暖まってきて、ちょうどよくなります。バランスが難しいなぁ。どうしようかなぁ。

 それとは別に、ライトは仕方ないので、一緒に扇風機を回したらどうかな?演台の影で見えないし。でも健聴者は音でわかっちゃいます。「なんか回る音がする」と、演台の裏を見られて、「何だ扇風機か」。ろうあ者はわかりませんね。どうしようかな。または冷房をかけて、客席は暖房で・・・私のところは冷房にしたらいいのか、工夫をしてみましょうか。

 また、大会などで久々に出会うと特に話に花が咲きます。「よぉ、久しぶり」なんてあちこちで話し出すと講演に集中できなくなります。だから、集中して講演を聴くためにも私語は遠慮した方がいいのかな。でも、つまらない話しだと私語が始まります。「おぃ、話を止めてこっちを見ろ」なんて言っても私の講演の内容が下手だから、仕方ないのかな。誰か教えて下さい。では、さいなら!

2008年11月 9日 (日)

映画「ゆずり葉」を語る その4 2分33秒

 池中氏へのインタビューの三回目。語りものってきました。

・ ロケや撮影の時のはどのような様子でしたか

 撮影時の話をします。実はオーディション合格の通知が届いた後、とても驚き、「本当に私がやっていいのか」と思いましたが、覚悟を決めました。撮影に行く前は演技の難しさがよく分からず、自分として甘い面もありました。いざ撮影が始まると本当に難しいのです。自分が考えて演じる演技と撮影用の演技はまったく違うのです。自分で考えて演じるなら自分なりでいいのですが、撮影の時は指示の通り表情も細かく変えて演じなければなりません。両者は、全く質が違うのです。本当に難しかったです。練習し、何度もやり直して1カットに10テイクほど費やすこともありました。イライラする気持ちもこみ上げてきましたが、それをぐっとこらえ、繰り返し演じました。そこで改めて演技の難しさを知ることになりました。

 早瀬さんのやり方は演技を見て「まぁこれくらいでいいだろう」という気持ちでOKは出しません。自分が心から納得するまで何度も求めてきます。私もそれに応えようと何度も努力しミスも繰り返しましたが、ようやく最後にOKをいただきホッとしました。そういったシーンが何度もあり本当に大変でした。また、1番苦しかったのは涙を出すときでした。涙を流すシーンを一発で撮りたいと言われ、昔の亡き母との思い出を頭に浮かべて涙を流しOKをもらったのに、同じシーンに登場していた別の役者が何かミスをしたため、もう一度撮りなおすはめになりました。えっ!!もう涙がないよ、涙も渇ききっちゃったよ・・・。それで2回3回と同じ涙を流すのにはとても苦労しましたが、何とか感情移入をしてようやく6回目だったか7回目だったかのテイクでOKをもらいました。それが一番きびしく、難しかった場面でした。以上、私が経験したことです。 わかります??

2008年11月 4日 (火)

月曜男137 服のお話し 2分15秒

 息子、娘の服はどんな?時代に寄って変わります。また、自分の服は??こちらは時間の経過に伴って意識が変わってきますね。月曜男が語ります。

 こんにちわ。私の息子や娘の服を見ていて、驚くことがあります。息子のズボンを借りてはいてみると、ホックができチャックが上がります。大きさが同じで私にもピッタリ。でも息子は私よりずっと身長があります。でもズボンのサイズが同じとは???息子をよくよく見てみると、びっくり。今の若い人は皆、腰でズボンをはいていますよね。身長の高い息子と私が同じ、なのではなく、息子も腰ではいているのです。息子はウエストも細く、70cmぐらい。それでもお尻が大きいのです。バスケットなどをやっていたので80ぐらいあるのかな。体型が胸が厚くウエストがくびれていてお尻が大きいのです。 対して、お父さんと同じで私はずんどう。それではけるんだ。まいっちゃうな。

 また、娘も、いま流行の丈の短いスカート。あれはよしなって言うのに、スカートを折り込んで、丈を短くしています。ダメだよ、と私が折り込みを戻してまた丈を長くしたり・・・。ほら、昔はスカートの丈が長かったですよね。その時は「もっと短く」といっていたのに今では逆に、「長く、長く」。将来も繰り返すのでしょうね。私の先輩の頃は短いスカートが流行り、私の頃は長いスカート。その後は短いスカートで、将来はまた長いスカートになると思います。

 それと、今は皆さん、服がかっこいいですよね。妻も厳しいのです。私と一緒に外出する前には全身にチェックがはいります。変なズボンをはこうものなら認めません。「それじゃないでしょ」と直してくれます。夫婦で一緒に歩く時には釣り合いが必要なんです。結婚前には私も色々考えて着るものには気をつかっていましたが、結婚後はそうではなくなって、バイクにも乗るものですから何でも平気状態ですが、やっぱり夫婦の着るもののバランスは気をつけましょう。

2008年11月 1日 (土)

映画「ゆずり葉」を語る その3 5分48秒

 池中氏、2回目のお話。オーディションの様子を語ります。応募は多かったようですよ。

オーディションの時の様子 ゆずり葉の応募締め切りが6月30日でしたが事前に申し込みをしていました。その後7月20日に東京でオーディションが開催されるために上京しました。当日、私は田舎者で東京に土地勘がないため、人に道を尋ねながらなんとか無事に会場にたどりつきました。オーディション会場にはたくさんの人が来ていましたが、その多くは健聴者でろう者は数えるほどしかいませんでした。後でわかったのですが、オーディションに来た健聴者の中のほとんどが、手話ができるかと思いきや、できない人が半数以上もいたそうです。後は手話サークルに通っている人や手話を少し知っている人がいて、ろうあ者で私の知っている人は1人か2人くらいしかいないことに驚きました。 面接では監督から事前にシナリオを渡され、それを手話で表して下さいと言われました。1時間ほど考えました。面接は別室で一人一人交替で行われるのですが、私の番で入ると、予想外にびっくり。そこには面接官が13人もいて、その中には安藤理事長もいました。大変緊張しましたが、なんとか手話で演技をしました。その後すべての審査が終わり、合格発表がありました。事前に発表者から「ここで落とされた人は終わりではなく、まだ最後までエキストラとして映画に協力をお願いしたい」と説明がありました。「名前が呼ばれなかった方は不合格となります」と言われましたが、途中で私の名前は呼ばれ、第1次審査を通過したことがわかりました。その際はホッとした気持ちと私でいいのかという思いが入り混じった、複雑な気持ちでした。 合格した後の第2次面接審査では、1次よりも難しい課題が出され、また手話でどう演技するか考えました。1次では受験者の半数が落とされ25名が2次審査に残りました。2次でも合格者全員が面接員それぞれと個別審査です。私の番では、面接官から手話で「お父さん、お母さんが亡くなった悲しさ」と表してくださいと言われ、演技をしました。「悲しい」といっても手話ではいろいろな表現がありますが、なんとかやり終えました。しかしその後、選考が長引き1,2時間かかったため、5時頃の終了時間が6時になってしまいました。1時間ほど経過した後、2次の合格発表では、「合格者は10人で15人は不合格です」と言われ、承知して聞いていると、私の名前は7番目に呼ばれ、合格したことにとても驚きました。頭が真っ白になり、震え、「私でいいのか!?」と不安と嬉しさが混じり、自分でもどうしていかわからないほどでした。 第3次審査では「映画に出演したい動機は何か」を含めた確認がありました。特に「あなたは静岡県という遠いところに住んでいるが本当に大丈夫ですか」と強く確認されました。というのも北海道や福岡からオーディションに参加した人がいましたが、その方々は残念ながら落ちてしまいまいました、3次審査に残った中で静岡という遠方から来たのは私だけということがわかりました。そこで確認されたようです。私は「覚悟はあります。是非出演したいです」と答えました。面接官のほとんどは「遠くから映画に出演するのは無理だろう、残すのは止めたほうがいい」という考えをもっていたようです。しかし安藤理事長は「全日本ろうあ連盟の評議員は池中さん一人で他にいない、また運動経験も豊富だし採用したい」と考えていたようです。協議の結果、私が選ばれましたが、やはり私の「遠くからでもできる、覚悟がある」と言ったことが最後の決め手になったと思います。ホッとしましたが、不安と責任の重さに襲われ、もしメインキャストに入ったらちょっと困るなぁという気持ちもありました。3次審査が終わった後解散となり、その後自宅に通知が届きました。「あなたは7人のメインキャストからは外れましたことをご承知ください。しかしメインキャスト以外の役をお願いします」と連絡がありました。ホッとして、この役で頑張ろうという気持ちになりました。

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